なまりは環境で変わりますか???
Hi Everyone, it’s Nate.
最近インスタグラムで言語学者の面白い動画を見ました。人のなまりが変更するらしいです。
何の話なん?
コロナ禍の中のロックダウンの間で起こった現象らしいです。2020年の3,000人のイギリスの両親、保護者、保育士などの世論調査によりますと、この人たちの中では4分の1の人が子供たちの間の「YouTubeなまり」を認識していました。「YouTubeなまり」はどういうことかと言うと、ロックダウンでたくさんYouTubeを見ていたイギリスの子供たちが、アメリカ人のYouTuberのようなアメリカのなまりやアメリカのスラングを使って喋るようになった現象を言います。
逆のパターンもあります。たくさんアメリカの両親によりますと、アメリカで人気があるイギリスからのアニメのPeppa Pigは自分の子供の話し方に影響を与えました。Peppa Pig を見ていたアメリカの子供たちが色々イギリスの表現を使うようになりました。例えば、アメリカの言い方の「mommy」の代わりにイギリスの「mummy」を言っていて、アメリカの「Give it a try」の代わりにイギリスの「Give it a go」やアメリカの”トマト”の発音の「to-may-to」からイギリスの発音の「to-mah-to」を言うようになりました。
Manchester Metropolitan Universityの言語学者のRob Drummond教授によりますと、みんなある程度尊敬する人の話し方を真似します。若者は特にするそうです。
この「YouTubeなまり」現象は、子供たちがまた仲間と一緒に居るようになって恐らく消えていく物だと考えられています。
自分のことを振り返って見ると、この現象を体験してきた気がします。子供の頃、ある年サマーキャンプに行きました。そこでセント・トーマス島からの人とずっと一緒にいました。知らないうちに、彼の独特ななまりに影響され、自分も少しセント・トーマス人のようにしゃべていました。日本でも気づきました。学校でいつも「標準語」を教えてもらっていましたが、日本に実際来た時は京都にいましたので、周りの人たちから関西弁しか聞きませんでした。その結果、自分のもともとあった標準語のなまりが消えて、その代わりに関西弁でしか話せないようになりました。東京出身で現在京都の園部に住んでいる友達も、喋り方が関西弁っぽくなりました。彼女の旦那さんは、時々関東弁が出る時が怖いと言いました。(笑)裕美の英語の話し方を考えたら、僕からの影響をよく聞きます。時々自分の話し方のコピーを作っているなと思う時があります。きっと僕も裕美の喋り方のコピーになってきているに違いないです。(笑)
皆さんどうですか?自分の喋り方への影響を感じたことはありますか?