Hi Everone!
今日は、「UP」と「DOWN」を使った表現についてお話ししたいと思います。英語学習者にとっては少し直感に反するものもありますが、日常的によく使われている表現がとても多いので、ぜひ時間をかけて慣れておく価値があります。
Wash up/down
「WASH UP」は、主に食事の後に皿などを洗うことについて使われます。一方で、「WASH DOWN」は、ホースなどを使ってもっと大きなものを洗い流すことを指すのが一般的です。
I’ll wash up after dinner. (夕食の後に皿洗いをするよ。)

He washed down the car with a high-pressure hose. (彼は高圧ホースで車を洗い流しました。)

Write up / down
「WRITE UP」には、時間をかけて正式な文書を作成するというニュアンスがあります。一方で、「WRITE DOWN」は、素早くメモを取るような感じです。
He spent the afternoon writing up the report. (彼は午後いっぱいかけて報告書をまとめました。)

I need to write down all the things I need to do today. (今日のやるべきことを全部書き出さないと。)

Chop up / down
「CHOP UP」は、何かを小さく切ることを意味します。「CHOP DOWN」は、木や大きな植物などを根元から切って倒すことを意味します。
She chopped up the vegetables for the soup. (彼女はスープのために野菜を細かく切りました。)

They chopped down the old tree in front of the house. (彼らは家の前の古い木を切り倒しました。)

Close up / down
「CLOSE UP」は、営業終了の時間になって店などがその日の営業を終えることを意味します。「CLOSE DOWN」は、店や会社が廃業して完全に閉店・閉鎖することを意味します。
We usually close up the shop at 9 p.m. (うちは普通、夜9時に店を閉めます。)

The bookstore closed down after 30 years in business. (その本屋は30年間の営業の後に閉店しました。)

Screw up / down
「SCREW UP」は、失敗することやヘマをすることを意味します。「SCREW DOWN」は、ネジを使って何かをしっかり締めたり固定したりすることを意味します。
The baseball player screwed up the play. (その野球選手はプレーをしくじった。)

He screwed down the metal plate to keep it in place. (彼は金属の板をネジでしっかり固定しました。)

「SCREW DOWN」は「TIGHTEN(締める)」と同じ意味です。これらの反対語は「LOOSEN UP(ゆるめる)」です。
Set up / down
「SET UP」は、パーティーなどのイベントの準備をすることを意味し、部屋やスペースにテーブルや椅子、飾り付けなどを配置することを指します。「SET DOWN」がその反対の意味だと思うかもしれませんが、実はそうではありません。その反対は「PACK UP(片付ける)」です。
「SET DOWN」は「PUT DOWN」と同じ意味で、手に持っていたものを地面や他の表面に置くことを意味します。
We need to set up the tables and chairs before the guests arrive. (お客さんが来る前に、テーブルと椅子を準備しないといけません。)

Please set the box down gently on the floor. (その箱を床にそっと置いてください。)

Wipe up / down
「WIPE UP」は、床やテーブルなどの表面にこぼれた液体や汚れを布などで拭き取ることを意味します。「WIPE DOWN」は、カウンターやテーブルなどの表面を布でしっかり拭いてきれいにすることを意味します。
She wiped up the spilled juice with a paper towel. (彼女はこぼれたジュースをペーパータオルで拭き取りました。)

Make sure to wipe down all the tables before the customers arrive. (お客さんが来る前にすべてのテーブルをきちんと拭いておいてね。)

「UP」と「DOWN」を使った表現は以上です。ここで説明した表現は、決してすべてではありません—これはほんの一部にすぎません。「UP」や「DOWN」を使った表現で、あなたが知っているものや質問があるものはありますか?ぜひコメントで教えてください!