「to」の使い方に気をつけよう!

英語を勉強していると、よく「to」を使いすぎてしまう間違いがあります。特に「go」と一緒に使うときです。今日は、よくある間違いを取り上げて、正しい使い方を整理してみましょう。
基本ルール
「to」は 場所や目的地 を表すときに使います。
-
I go to school.
-
She is going to the station.
つまり、「to」のあとには 行く先の場所 が来ます。
よくある間違い
次のようなフレーズをよく耳にします:
-
❌ I go to shopping.
-
❌ I go to abroad.
-
❌ I go to travel.
-
❌ I go to there.
-
❌ I go to home.
なぜこれらが間違いなのでしょうか?
間違いの理由と正しい言い方
-
shopping
-
「shopping」は「買い物」という 活動 (activity) を表すので、「go shopping」と言います。
-
✅ I go shopping every Saturday.
-
-
abroad
-
「abroad」は副詞です。「海外へ」という意味をすでに含んでいるので「to」は不要です。
-
✅ I go abroad once a year.
-
-
travel
-
「travel」は「旅行する」という動詞です。「go travel」とは言いません。(多くの人は、コロナ禍の間の日本政府の「Go To Travel」キャンペーンに影響を受けたのかもしれません。なぜか不自然な英語が使われていました。WHY JAPANESE 政府????)
-
正しくは「travel」そのままを使います。
-
✅ I travel a lot.
-
✅ I go on a trip.(「trip」は名詞なのでOK)
-
-
-
there
-
「there」も副詞で、「そこへ」という意味を含みます。
-
✅ I go there every day.
-
-
home
-
「home」も副詞で「家へ」という意味があります。
-
✅ I go home at 6.
-
まとめ
-
「to」は 行く先が場所 のときに使う。
-
go to school / go to the park / go to Kyoto
-
-
「to」をつけないで使う単語がある:
-
go shopping / go abroad / go there / go home
-
-
「travel」は動詞なので「go travel」とは言わない。
👉 ポイントは、「その単語が場所なのか、活動なのか、副詞なのか」を考えることです。