音楽から生まれた英語表現10選

Hi Everyone, it’s Nate.
先日、12月13日に神戸で開催された Tool というアメリカからのバンドのライブ に行ってきました。今日書くテーマを考えていたとき、ライブで買ったTシャツをふと見て、英語と音楽のつながりについて書こうと思いました。英語には音楽から来ている表現が本当に多いです。そこで今回は、日常会話でよく使われる音楽由来の英語フレーズを10個紹介します。意味や由来、例文も合わせて載せているので、英語学習の参考にしてみてください。
1. Face the music
意味: 批判や結果を受け入れる/現実と向き合う
由来: 舞台俳優がステージ上で観客(=“music” が鳴る方向)に向き合うことから派生したという説が有名。
例文:
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You broke the rule, so it’s time to face the music.
(君はルールを破ったんだから、そろそろ現実と向き合わないといけない。)
2. Play it by ear
意味: 状況を見ながら臨機応変に動く
由来: 楽譜なしで「耳で聞きながら演奏する」ことから。
例文:
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We don’t need a detailed plan. Let’s just play it by ear.
(細かい計画はいらないよ。状況に合わせて動こう。)
3. Strike a chord
意味: 人の感情に響く/共感を呼ぶ
由来: 和音(chord)が鳴って心を揺さぶるイメージから。
例文:
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His story really struck a chord with me.
(彼の話は本当に心に響いた。)
4. Change your tune
意味: 態度や意見を突然変える
由来: 音楽で旋律を変えるイメージから派生。
例文:
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She changed her tune after seeing the results.
(結果を見て、彼女は態度を変えた。)
5. Sing someone’s praises
意味: 誰かを大いに褒める
由来: 「歌うように賛美する」という表現から。
例文:
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Everyone is singing his praises after the project’s success.
(プロジェクトの成功で、皆が彼を褒めちぎっている。)
6. Toot your own horn
意味: 自分を誇張して褒める/自慢する
由来: 自分でラッパを吹いて注意を引くというイメージ。
例文:
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I don’t want to toot my own horn, but I think I did a great job.
(自慢するつもりはないけど、今回はよくやったと思う。)
7. March to the beat of your own drum
意味: 他人に流されず、自分の道を行く
由来: 行進のリズムを決める「鼓手」の比喩。
例文:
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He always marches to the beat of his own drum.
(彼はいつも自分のペースで生きている。)
8. Pull out all the stops
意味: 全力を尽くす
由来: パイプオルガンの“stop”というレバーをすべて開放すると最大音量になることから。
例文:
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They pulled out all the stops for the event.
(彼らはイベントのために全力を尽くした。)
9. It rings a bell
意味: 「聞き覚えがある」「ピンとくる」
由来: 鳴った鐘が何かを思い出させるイメージから。
例文:
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That name rings a bell, but I can’t remember where I heard it.
(その名前、聞き覚えはあるんだけど、どこで聞いたか思い出せない。)
10. Play second fiddle
意味: 二番手になる/補佐役に回る
由来: オーケストラで「第二ヴァイオリン(second fiddle)」が主旋律よりサポートを担うことから。
例文:
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He didn’t want to play second fiddle to anyone.
(彼は誰の二番手にもなりたくなかった。)
以上、音楽から生まれたフレーズ。ぜひ使ってみてみましょう。ところで、こちらが買ったシャツです。


