“Most” と “Almost” の違い分かりますか?

英語を学んでいると、“most” と “almost” の使い方で迷うことがあります。どちらも「ほとんど」という意味に近いですが、使い方には大きな違いがあります。この投稿では、その違いを簡単に理解できるように説明し、例文を使って具体的に紹介します。
1. “Most” の使い方
“Most” は 「大多数の」「ほとんどの」 という意味で、名詞の前に置かれます。
ポイントは、数や割合が非常に高い場合に使う ことです。
例文
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Most students like chocolate.
ほとんどの学生はチョコレートが好きです。 -
Most of the books on this shelf are new.
この棚にある本のほとんどは新しいです。 -
She spent most of her time studying.
彼女は時間のほとんどを勉強に費やしました。
→ “Most” は 名詞や代名詞と一緒に使われる ことが多いです。
2. “Almost” の使い方
“Almost” は 「ほとんど」「もう少しで」 という意味で、主に動詞や形容詞、副詞を修飾します。
ポイントは、まだ完全には達していない状態を表す ことです。
例文
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I almost finished my homework.
宿題はほとんど終わりました。(まだ少し残っている) -
It’s almost midnight.
もうすぐ真夜中です。 -
She almost won the race.
彼女はレースでほとんど勝ちそうでした。(惜しくも勝てなかった)
→ “Almost” は 完了していない状態や、近い未来を表すとき に使います。
3. “Most” と “Almost” の違いを比べてみる
英語 | 日本語 | ポイント |
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Most people enjoy traveling. | ほとんどの人は旅行を楽しみます。 | 人や物の大多数について話す |
Almost all people enjoy traveling. | ほとんどすべての人が旅行を楽しみます。 | ほぼ完全に近い状態を強調 |
I ate most of the cake. | ケーキのほとんどを食べました。 | 名詞に対しての量を表す |
I almost ate the whole cake. | ケーキをほとんど全部食べそうになりました。 | 完全には達していないことを表す |
ポイントは、“most” は名詞とセットで使い、割合や量を表す のに対して、“almost” は動作や状態のほとんど達成を表す ことです。
まとめ
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Most = 「大部分の」「ほとんどの」 → 名詞と一緒に使う
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Almost = 「ほとんど」「もう少しで」 → 動詞・形容詞・副詞を修飾
この違いを意識すると、英語の文章がより正確に、自然に書ける・話せるようになります。例文を何度も声に出して練習してみましょう!